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日本政府・外務省GJ!

  • 2005/06/05(日) 19:36:55

 2005年5月31日・6月5日づけ、産経新聞朝刊によると、中国各地で反日暴動が荒れ狂った4月以降、世界各国のマスコミにおける日本への誤解・偏見に対して、日本の在外公館などが中心となって抗議・日本の立場の説明を行い、それによって各国で日本の主張への関心が高まったという。

「中国が過去に対する謝罪を日本に要求することには賛同できない。日本の首相や政治家は何度も謝罪を行ってきた」
(デンマーク、ユランス・ポステン紙 4月24日づけ)

「中国はドイツとは逆に日本は戦争犯罪について謝罪していないと信じているが、これは正しいとは言えない。実際には日本の首相は深い遺憾の意を表明している」
(ドイツ、フランクフルター・アルゲマイネ紙 4月13日づけ)

「中国指導者が、日本から受けた苦しみについて主張するのは、もっともかもしれないが、他のアジアの人々について語るべき立場にはいない」
(インド、ヒンダスタン・タイムズ紙 4月28日づけ)

 また、「日本は過去を反省していない」とするアメリカ各紙に対する、在米日本大使館の北野充公使の反論が、ワシントン・タイムズ、ボルチモア・サンの両紙に掲載された。

日本が目指す、国連安保理の常任理事国入りのための活動の足をひっぱらないように、こうした抗議や日本の立場の表明に力が入れられたという。

遠い本国の日本へは、日本の在外公館のこうした地道な活動は、情報としてなかなか伝わりにくく、国民の目にもあまり触れないが、日本国民のひとりとして、本当に頭が下がる思いであり、感謝の意を表明したいと思う。

またこうした日本の国益を守るための活動はもっと活発にすべきであり、予算の投入を渋るべきではないだろう。


 以上のことを踏まえて、かえすがえすも残念な大失策だったのは、小泉首相のジャカルタでの”謝罪演説”である。

中国や韓国の「日本は謝罪していない、過去を反省していない」という大合唱の中で行われた、この”謝罪演説”は「中・韓の言う通り、日本は今まで謝罪していなかったが、ジャカルタでやっと謝罪・反省した」というような誤解を招くに充分なものであった。

実際、東アジアではそのような誤解が一人歩きしつつあり、演説直後からシンガポールが、中・韓の主張そのままに日本の反省を要求し、そのような動きはマレーシアや香港などへ一部広がりをみせた。

あの”謝罪演説”は、世界各地で「日本は過去に何度も謝罪・反省を表明している」と反論を繰り返していた、在外公館の努力をいっぺんにひっくりがえして台無しにするものであり、

小泉首相は、あのような”謝罪演説”ではなく、在外公館と足並みをそろえて、過去の首相や閣僚の名前と日付を明示した上で「日本は過去に繰り返し、謝罪・反省の意を表明してきた」と中・韓に毅然と反論し、世界にあまねく日本の主張を知らせるべきであった。

 それにしてもワシントン・ポスト5月14日づけ、「この動きは日本の軍国主義的過去を美化する最近の措置のひとつ」「日本のアジア侵略をごまかす教科書が新たに承認された」「日本は第二次大戦で失った島や領海の返還の要求をはじめた」などなど、中・韓の主張をそのまま垂れ流す、マスコミ・知識人が欧米諸国に未だ根強く存在するのには驚かされる。

おそらく伝統的に共産主義の中国や東アジアの”弱者”・韓国に強い同情を寄せ、無条件に彼らの主張を丸呑みにするリベラル派の人々が中心なのだろうが、こうした影響力の強い人々が存在するからこそ、世界各国の世論を味方につけるためにも、日本の立場の主張と理不尽な中傷・誹謗への反論を粘り強く継続しなければならない。

 日本のネット世論には「中・韓の愚行は世界の誰が見ても明らか」だから「中・韓の非常識さが世界に知れ渡って、黙っていても世界は日本の味方をしてくれる」といったような意見が散見されるが、クロフネは賛成しない。

日本人が注目するほど、世界の人々は”中・韓の愚行”に注目してはいない。 日本が、中・韓の行動はどのような理由で愚行なのか、世界中の人々にわかりやすく繰り返し主張しなければ、世界の世論の大勢は日本の味方などしてはくれないだろう。

明確な形でイラクに侵略されたクウェートでさえ、外交官の娘である少女に、アメリカ議会で涙ながらにイラクの非道ぶりと自国の正当性を訴えさせ、ユーゴ内戦当時、独立を阻止するため攻勢を強めていたセルビア軍に苦しめられていたボスニア政府は、アメリカの広告会社に依頼して、セルビア側の非人道的行為を世界中に広めて、世界各国の世論を味方につけたという。

 日本人はこうした、世界へのアピールが本当に下手で、「黙っていても日本が正しいのは明白だから、世界はきっと味方してくれる」といった”独善主義”に陥って、いつも損をしてしまう。

アメリカ・ポーツマスでの日露戦争の講和条約締結時に、ロシア全権大使のウイッテは、アメリカ世論や世界に向かって、「ロシアは戦争に負けたわけではない」と主張しつつ、”平和を望むロシア”に対して「賠償金の支払いを認めない限り、講和条約締結はできない」と主張する日本は”好戦的な悪者”であるかのようにアピールした。

小村寿太郎日本側全権は、これに対して有効な対抗策を打つことが出来ず、それが一因ともなって、五万人の将兵の犠牲によって、東アジアの戦場でロシアから勝利をかちとったにもかかわらず、賠償金は取れなかった。

 以上のようなことをふまえれば、日本の在外公館の活動をバックアップしつつ、日本の首相や外相、官房長官こそが、率先して世界に日本の主張をわかりやすく論理的にアピールし、いわれ無き誹謗・中傷には毅然として反論しなければならないのは明白である。

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遅いよ小泉さん。

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この記事に対するコメント

確かに事情を知らない外国から見たら「あれだけ怒ってるんだから日本は謝罪してないに違いない」と思うでしょうね。教科書、歴史認識、謝罪や賠償にしても声高に叫ばなきゃ通じないのは当たり前ですね。言ったもん勝ちというか。。。
まさに「うそも100回言えばホントになる」わけで、嘘つき中国、嘘つき韓国を黙らせるには外務省が頑張るしかないですね。そういう意味ではGJ!とは言え、じつは当たり前のことをしてるに過ぎないのかもしれません。

  • 投稿者: コリコリ
  • 2005/06/05(日) 20:48:38
  • [編集]

> おそらく伝統的に共産主義の中国や東アジアの”弱者”・韓国に強い同情を寄せ、無条件に彼らの主張を丸呑みにするリベラル派の人々

少し話が異なりますが、第二次大戦時に民主党政権下のアメリカが二発の核爆弾を日本に落として以来、日本政府は民主党に対してアレルギーを持っているのでしょうかね。相性が良くないというか。

リベラル派をバックにつけたクリントン大統領時の民主党政権が日本を叩き中国を重視したことを思うと、
昨年の米大統領選で民主党のケリーが敗れてくれて良かったと思っております。決してブッシュが褒められたものじゃないにせよ。
もし、ケリーが勝っていたら、今頃アメリカまでも中国や韓国の主張を鵜呑みにしていたんでしょうかね。ゾッとします。

  • 投稿者: 東京
  • 2005/06/06(月) 02:56:01
  • [編集]

コリコリさん

>そういう意味ではGJ!とは言え、じつは当たり前のことをしてるに過ぎないのかもしれません。

国益を守るためには、正に当たり前のことですよね。

ユダヤ人に対する偏見に満ちた記事が遠い日本の雑誌に載っても、すぐに抗議と反論をする、イスラエルはかなりすごいです。

でも、日本外務省の良いところは認めて感謝しないと、彼らの士気にかかわりますから、皆さんに知ってもらう意味でも記事にしました。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/06/07(火) 00:16:38
  • [編集]

東京さん

 私自身は、アメリカ大統領が共和党出身だろうが、民主党出身だろうが、日本政府の対応は変わらないような気がします。

その意味で、日本政府の民主党への思いは片思いのような気がするのですが...

一方民主党の方は、未だに善の中国対悪の日本というイメージをひきずっているような気もします。

北朝鮮の核問題がここまでこじれているのも、左翼に甘いクリントン大統領と特使となったカーター元大統領の民主党コンビが原因でした。

それから考えると、東京さんのおっしゃるとおりケリー敗北は、東アジアにとっても慈雨でしたね。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2005/06/07(火) 00:24:35
  • [編集]

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