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中国人に侵蝕されるアメリカマスコミ

  • 2010/08/20(金) 00:09:28

 16日づけ産経新聞のオピニオン欄”環球異見”において、8月5日に広島で行われた式典に初めてアメリカ政府の代表が出席したことについての各国の新聞記事が紹介されていた。

参考記事 

それを読んでいてひっかかったのが、ウォールストリートジャーナル(以下WSJ)のキャシー・チェン記者の記事(原文)だった。

同記事は「中国やその他のアジア諸国を侵略したことを隠す一方で、日本はここ数十年間、残虐な行為の犠牲者の役を演じてきた」と、日本を強く批判している。

(原文 Japan, the only country to have experienced an atomic-bomb attack, has for decades played up its role as the victim of an unthinkable atrocity, while at the same time glossing over its invasions of China, Manchuria, and other countries in Asia.)

また「リビジョニスト(歴史修正主義者)の教科書は、第二次世界大戦中の”南京大虐殺”など、日本のアジアにおける残虐行為をごまかしてきた」とも書いている。

(原文 Revisionist textbooks in Japan have glossed over the massacre at Nanking and other atrocities the Japanese committed in Asia during World War II.)


 ニューヨークタイムズならともかく、WSJはどちらかというと保守的な論調の新聞だと思っていたが、まるで中国共産党の機関紙になったかのようである。

”キャシー・チェン”という名前からもわかるように、この記事を書いた人物はおそらく中国で生まれ、そこで教育を受け、その後アメリカに移住してWSJの記者になったのではないだろうか。

この記事は中国人特有の固定観念に満ちている。

中国人(あるいは韓国人)は、第二次世界大戦を「100%の善人VS100%の悪人の戦い」という極めて単純な善悪二元論で見る傾向がとても強い。

もちろん「100%の善人」とは中国のことであり「100%の悪人」とは日本のことである。

だがこの世界というのは中国人が考えるよりももっと複雑なのであり、「100%の善人」や「100%の悪人」など存在しない。

以前にも述べたが、すでに講和条約を締結して日米間の謝罪や賠償の問題はすべて解決されているので、中国人や韓国人と違って私は60年前の傷を今になってほじくりかえすような愚かなことをしようとは思わない。

しかし、アメリカのマスメディアが先に手を出すなら話は別だ。

明らかに非戦闘員を狙った原爆投下は戦争犯罪だと思うし、戦争の終結を早めたといって原爆投下を正当化する理論にも反対である。

日本は本土上空でさえ制空権を失っていたのだから、いきなり人口が密集した大都市に原爆を落とす前に、事前通告の上で海などに落として日本政府に警告するという手段もあったはずだ。

私はやはり原爆投下や東京大空襲は戦争犯罪だと思う。

ところが「日本は100%の悪人」でないと気が済まない多くの中国人は、たった1%でも日本が被害者であり連合国側が加害者となる事例があることが許せないし、それを絶対に認めたくない。

広島や長崎で原爆犠牲者の慰霊式典をやったからといって、日本政府や護憲平和勢力が「あの戦争で正義の味方だったのは日本だ」と主張した例は皆無だろう。

だが、第二次世界大戦を「100%の善人VS100%の悪人の戦い」としか見ることのできない多くの中国人は、自分がそうなのだから日本人もそうなのだろうという理屈で、「広島や長崎での慰霊式典を通じて、日本は被害者を装って100%の善人になろうとたくらんでいる」と思いこみ勝手にイライラするのである。

それが「日本は何十年もの間、中国やその他のアジア諸国を侵略したことを子供たちに隠してきた」という何の根拠もないデマが生まれる一つの原因となり、中国国内のマスコミや口コミによって拡散され中国人の”常識”となっていく。

できの悪い学生が英語や数学の勉強をほったらかしにするのと同様、歴史についてもほとんど関心を示さないということはあるだろうが、WSJのチェン記者が書いているように日本の政府が組織的に”日本のアジア侵略”を今まで隠してきたという事実は一切ない。

チェン記者の言う歴史修正主義者の教科書とは”新しい歴史教科書をつくる会”の教科書を指しているのだろうが、残念ながら市場シェアは微々たるものだ。

日本で使われている多くの教科書では日中戦争や太平洋戦争のことはもちろん、いわゆる南京事件や慰安婦問題についての記述さえあって、逆に忌々しき事態ですらある。

そういった事実に一切触れずに、「日本の残虐行為をごまかす歴史修正主義者の教科書」だけが、さも日本で広く使われているかのように報じるWSJのやり方はアンフェアだし、報道にたずさわる人間として失格だ。

こうしたことも、この記事を書いた人間が中国系だからこそ起こったのだろう。

WSJは「中国人だからアジア問題は詳しいだろう」ということでキャシー・チェン記者にこの記事を任せたのだろうが、結果的にWSJの信頼性に傷をつけている。

マリコ・サンチャンタという日系人?を共同記者にしてバランスをとったつもりなのかもしれないが、事実誤認へのチェック機能が全然働いていない。日本で生まれ育っていないのであれば無理もないのかもしれない。

チェン記者のボスである編集長が極めて質の低いこの記事にOKを出したのも驚きとしか言いようがない。

今後、アメリカへの中国系移民や韓国系移民は増える一方だろうし、それにつれてアメリカマスコミに就職する人間も増えるだろうが、中国人や韓国人特有の偏見に満ちた信頼性に欠ける記事がアメリカメディアによって世界に発信されるという事態は、これからも起こりうる。

同紙で”広島への謝罪?”というオピニオンを書いたウォーレン・コザック氏も、何の裏づけもなしに日本は原爆の被害ばかりを強調し”南京事件”を教えていないという中国人特有の主張を鵜呑みにして記事を書いている。

安倍政権や麻生政権時代は、こういう明らかな誤報があった場合、在米大使館を通じてすみやかに抗議があったものだが、WSJに対してに日本政府として抗議して欲しい。

もっとも、過去を振りかえってクヨクヨ・ウジウジすることしかできず、国民生活に直結する経済政策すらおろそかにして景気をダウンさせたネクラ民主党には、何もできないのかもしれない。(ネクラ・根暗はもはや死語か)

 最後に付け加えるなら、他国にえらそうに説教を垂れる前に、過去にアメリカが植民地統治を行ったフィリピンに対しどうしてオバマ大統領が謝罪や賠償をしないのか、あるいは初代フィリピン大統領として独立を宣言したアギナルドを1901年にアメリカが逮捕して、フィリピン独立運動を圧殺したことを子供たちにどうして教えないのか、WSJは真っ先にアメリカ社会に問うべきではないのか。


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この記事に対するコメント

美化しているのはどっちだ?

 こんにちは

 アメリカのあるマスコミが「日本はあの戦争で中国やアジアの国々に残酷な行為をしておきながらそれをひた隠している」と批判しましたが、戦争をもっと美化する国が何を言ってるんだ? です。

 確かにあの戦争で日本はアジアの国々にひどいことをしてきた。ただアメリカが起こした各都市への無差別爆撃及び広島・長崎への原爆投下はそれ以上に残酷ではないだろうか?
 それ以外にもアメリカはベトナム戦争における枯葉剤使用(ベトちゃんドクちゃんのような悲劇を生んだ)やソンミの虐殺(アメリカ軍が非武装のベトナム人に対する無差別虐殺をこの村で行ったことからついた)、グレナダ侵攻(グレナダの反共化を防ぐ意味で軍事侵攻した)、湾岸戦争における劣化ウラン弾使用(戦後、劣化ウラン弾の後遺症と見られる原因不明の病気にかかった兵士が多く出たが、アメリカ政府は「イラクの生物兵器によるもの」と捏造しひた隠した)、イラク戦争におけるイラク人捕虜虐待事件など、数多くの戦争犯罪を起こしているにも関わらずアメリカは「勝てば官軍」のもとに美化し正当化している。こう見ると日本よりもアメリカが一番戦争を美化しているのではないだろうか? 何であれ戦争で起こした行為は戦勝国も敗戦国も関係なく糾弾されるのが公平ではないでしょうか? フセインを死刑にした時だって結局は「勝てば官軍」のもとに起こしたんでしょう。アメリカが一方的に裁かず第3国に身柄を移してそこで裁判にかければいいと思います。ユーゴ戦犯やルワンダ虐殺に関与した人物など。

 戦争はもう「喧嘩両成敗」でいいのではないでしょうかね? もう「勝てば官軍・負ければ賊軍」なんて言葉はもはや死語としか言いようがないです。
 日本にああだこうだ過去に向き合えと言う以前に、アメリカは自分たちがかつて起こした行為を反省したらいかがですか!? 第2次大戦中の日系人に対する強制収容を謝罪しておきながら他は謝罪も反省もしない。こう見ると私は「中国や韓国は日本は戦争を正当化していると批判するけど、それ以上に正当化しているアメリカはどうなんだ!?」です。アメリカは戦争を「勝てば官軍」のもとに正当化する姿勢、だから反米感情がアラブを中心に起こるのではないでしょうか? だからイラクでブッシュは靴を投げつけられたのだ。と推測できます。罪は九族に及ぶという格言、今だったらイラクのアメリカに対する考えがそうなんでしょうかと思います。

  • 投稿者: アジシオ次郎
  • 2010/08/20(金) 13:41:50
  • [編集]

 こんばんは、アジシオ次郎さん

アメリカも含めて世界のたいていの国は歴史を美化し、自分の犯罪行為を正当化しています。

ですが、自国がやった植民地統治から目をそらし他国を非難するWSJやニューズウィークのようなアメリカマスコミは偽善者もいいところですね。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2010/08/21(土) 01:12:45
  • [編集]

まあ過度期の出来事だとは思いますが

何しろ最近は世界中で支那人や朝鮮人の跳梁跋扈が目に余りますが、その原因は連中の媚び諂いや賄賂と抱き合わせの恫喝に世の中が屈しているからだと思います。
人間が進化して新たな精神文化の時代に突入すれば、不正を容認し他者の痛みを解さない金銭至上の悪弊は暗雲が風に吹き散らされるように一掃されると私はおもいたいです。
一刻も早くその日が来るように願って止みません。

  • 投稿者: 火天大有
  • 2010/08/22(日) 14:49:44
  • [編集]

ウォールストリートジャーナルを所有しているルパート・マードックの妻は中国本土で生まれた中国人です。3度目の結婚で得た40歳年下の妻を通してマードック氏と中国共産党は接近したといわれています。中国共産党は影響力のあるメディアを抑えるために女性を有効に使っています。このような記事が載るのもそのせいなのではないでしょうか。

  • 投稿者: サボテンの花
  • 2010/08/23(月) 21:26:18
  • [編集]

火天大有さん

>人間が進化して新たな精神文化の時代に突入すれば、不正を容認し他者の痛みを解さない金銭至上の悪弊は暗雲が風に吹き散らされるように一掃されると私はおもいたいです。

私もそういう社会への進化を望みますが、何しろ金銭至上主義の権化みたいな13億の中国人がいま世界に向かってあふれだしていますから、理想への道ははるか遠くでしょう(タメイキ)


サボテンの花さん

>ウォールストリートジャーナルを所有しているルパート・マードックの妻は中国本土で生まれた中国人です。

興味深い情報ありがとうございます。WSJ、昔と論調がだいぶ変わったなと思っていたのですが、そういう背景がありましたか。


  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2010/08/24(火) 01:05:52
  • [編集]

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