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民主大敗

  • 2010/07/12(月) 22:01:12

 第22回参議院選挙が11日投開票され、与党民主党は獲得議席数が44と大敗を喫した。

自民党が51議席を獲得して改選第一党となり、民主党は非改選議席や連立を組む国民新党をあわせても、参議院の過半数である122議席に12議席届かなかった。

民主連立政権は衆院で2/3の議席を抑えていないため、衆院での再可決という手も使えない”ねじれ国会”となる。

参考記事 

 昨日行われた参議院選挙で、与党民主党が大敗した。

鳩山首相の辞任と菅首相の就任で一時は”V字回復”とまで言われたが、いざフタをあけてみれば菅政権にとっては致命的とも言える惨敗となった。

選挙最大の争点と言われた消費税だが、同じ消費税10%を公約にした自民党がそれなりの票を得ている。

むしろ民主党の政権与党としての実行力に有権者が強い疑問を感じていたことがこういう結果を導いたのかもしれない。

民主党が政権公約にかかげた主要政策のほとんどが実施されないという有権者へのひどい裏切りにもかかわらず、菅首相の就任で支持率がV字回復すると「ノド元過ぎれば熱さ忘れる」で、予算委員会も党首討論も実施せずに菅首相は強引に国会を閉じてしまった。

公約違反やスキャンダルが原因で支持率が急落し、民主党は党の顔を変えて有権者に一度は謝罪する形となったわけだが、「反省しているようだし、もう一度チャンスを与えてみるか」とばかりに支持率が急回復するや、民主党はたちまち傲慢な態度に元通り、「支持率さえ元に戻ればこっちのもんだ、バーカ」と国民の見えないところでぺロッと舌を出した。

そのまま参院選になだれこんだわけだが、多くの有権者は民主党の不誠実さを見ぬいていたのだろう。

実はこの選挙で勝ったのは”みんなの党”だけで、自民党は民主の自爆に助けられた面がある。

 有権者から厳しい審判が下った民主党だが、菅首相は自身はもちろん各閣僚や幹事長などの党執行部も続投の意向を表明したが、これはおかしいと言わざるを得ない。

もともと参院選は政権選択のための選挙ではないが、民主党が普段からそう言っていたのならともかく、忘れもしない2007年夏の参院選で当時の与党自民党が敗北すると、「直近の民意に従え」と言って安倍首相の辞任と衆議院の解散を要求したのは他ならぬ民主党であったことを「もう忘れた」とは言わせない。

そもそも「首相職のたらいまわしは民主主義の否定。首相が変わったら衆院を解散して民意を問え」と言っていたのに、鳩山→菅という首相のたらいまわしを堂々とやってのけたのも民主党だった。

「秘書の罪は政治家の罪。私ならすぐさま議員バッジを外す」といって他党の議員を辞職に追い込んだ鳩山前首相の秘書が逮捕されても、「秘書のやったことで私はまったく知りませんでした」で鳩山自身はとうとう逃げ切ってしまった。

党の顔が菅代表に代わっても、何もかもがブーメランの約束破りという民主党に染みついた体質はまったく変わっていない。

しかも、菅政権の千葉法務大臣が今回の選挙で落選したにもかかわらず、菅首相が「千葉氏を法相として続投させる」ことに決めたことは、主権を持つ国民を馬鹿にするにもほどがある。

TVを見ていて千葉法相の落選の弁が意外に明るかったので「何かおかしい」とは思っていたのだが、こういう手はずになっていたとは。

千葉議員が落選したということは、有権者から「国会議員としてふさわしくない」という落第点をつけられたわけで、いくら民間人を大臣に登用できるといっても、これまでただの民間人だった人を法相に抜擢するのとは訳が違う。

千葉法相の続投は絶対に許されないし、菅首相は民主党の”党是”の通り「直近の民意を尊重して衆院を今すぐ解散すべき」だ。
 
 ところが菅政権は虫の良いことに、連立の組み替えや政策ごとの野党との連携で法案を通していく方針を表明している。

テレビ朝日系の選挙特番で、田原総一朗氏をはじめとする面々がみんなの党の渡辺代表に「民主と連立を組んだらどうか」としつこく迫っていて不快だったが、渡辺代表が連立を一貫して否定していたように民主党とみんなの党とは経済政策が水と油なのでまず連立はないだろうと思う。

(ちなみに、日本テレビ系特番の村尾信尚キャスターが明らかに失望を隠せない表情をしていて痛快であった)

公明も「我々は民主にレッドカードをつきつけた」と言って連立を強く否定しているが、民意を裏切ることのないようにしてもらいたい。

むしろ民主が野党に協力を求めてくるなら、野党側が一致団結して参議院議長や参議院の議院運営委員長ポストを要求すべきだ。

民主党政権は民主主義を否定して国会を単なる採決マシーンにしてしまい、審議時間わずか数時間で正真正銘の”強行採決”を連発していた。

特に議院運営委員長のポストはこれまで与党に与えるという慣例があったが、2007年夏の参院選に勝利した民主党は「慣例に縛られない」と言って同ポストを強硬に要求、民主党の西岡武夫氏が参院の議院運営委員長ポストを手に入れたという過去がある。

参考記事 

野党側に議院運営委員長のポストを譲り渡さないのであれば、衆院からまわってきた法案はすべて参院でストップしても良いだろう。

改選第一党の自民党には千葉法相の続投を断固阻止してもらい、外国人参政権付与や人権擁護機関設置といった国益に計り知れない損失を与えるいわゆる”売国三法”を絶対に参院で葬り去って欲しい。

菅政権がとんでもない条約を結びそうになったら、断固反対して欲しい。

 菅政権は”外患”だけでなく、内憂もかかえることになる。
 
9月に民主党の代表選がひかえているが、菅執行部は小沢グループから参院選敗北の責任を追求されるのは必至ではないか。

検察審査会の再審査が迫っており、小沢氏も残された時間は少ない。

今後の党内情勢によっては小沢氏が手勢を引き連れて党を割って出るという事態もあるかもしれないし、菅代表の9月再選も不透明になってきたのではないか。

 自民党も9月に総裁を除く執行部の任期が切れるため、谷垣総裁は若手登用も含めて党役員人事を一新する意向を表明している。

今回の”勝利”は民主が自滅した面が強く、自民党はまだ有権者の信頼を回復できていない。

政局は流動的でこれからいつ解散総選挙があるかわからず、自民党も臨戦体制をとるべきだろう。

次の4年8年と政権を安定的かつ長期的に担えるように、今のうちに党内改革を徹底的にやっておくべきだ。

身体検査にひっかかりそうなしがらみを持つ人達にはご退場願って、政策立案やプレゼンテーション能力に長けた若手を前面に押したてて、経験不足なところは裏方にまわったベテランが支えてやる、そういう人事に期待したい。

 サッカーワールドカップにおける日本の勝利に続き今回の参議院選挙と、日本という国をとりまく目に見えない流れが良い方向へ変わりはじめている、今そんな気がする。





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民主党の惨敗は非常に喜ばしい限りですが、
落選した千葉法相の続投は、民意を無視した暴挙です。
また、日本の癌・輿石東の再選が残念でなりません。

野党側が過半数を獲得したとはいえ、
公明党などは外国人参政権に元々賛成でしたから、
この件で与党と手を結ぶ可能性も無きにしもあらず。

菅総理辞任か衆院解散までは予断を許しませんね。

  • 投稿者: t
  • 2010/07/13(火) 09:24:06
  • [編集]

民主党というのは、見事に、「他人の責任は追及し、自分の責任は無視」ですね。
鳩山首相の時は、2つの責任(母親からの子供手当て、普天間基地移設)を1つにまとめて、1回分の責任を取りました。
菅首相も、「直近の民意」を無視して、9月の代表選に負けた時に、2回分の責任を、1回で済ませようとしているように見えてしまいます。(なお、「直近の民意」を過度に重視する気はありませんが、これを主張したのは、民主党自身です)
民主党は自らが主張して来たことが自分に振りかかれば、何度も簡単に無視してしまいます。こんなことで、選挙民からの信用・約束を得て代議員になることさえ無意味にしていきます。それも、弁護士などの高学歴の人が、簡単に無視しています。
左翼の人は、これが普通なのでしょうか。

  • 投稿者: とおる
  • 2010/07/13(火) 11:20:11
  • [編集]

民主党はこの敗北で「体質改善」を

 こんにちは。

 民主党がこの参院選で負けた原因として、消費税増税と「政治とカネ」の問題、普天間基地移設迷走のツケが国民に「NO」を突きつけられたと言えます。支持率が回復して驕ってしまったことも敗因だが。

 もう一つ、この選挙で落選した千葉景子法務相を留任させることについては「落っこった人間をポストに据えるなんて何考えてんだ?」と思います。他に人材がいないのだろうか!?

 この選挙で負けた民主党、敗因を自分たちでキチンと認識して、何が自分たちに欠けていたのか? どこかで驕りがあったのかということを考える時間が必要ではないでしょうか!? 自分たちの迷走で国民をさんざん欺き、政治不信を強めた反省をこの選挙の大敗を通じて見直さなければ、民主党は信頼を取り戻すことなど出来ないだろう。日本相撲協会同様、これまでの体質を改善し自浄能力を持つことが今の民主党に必要です!

 この話題ですが、私のブログでも取り扱ってますので是非見に来てくださいませ。

  • 投稿者: アジシオ次郎
  • 2010/07/13(火) 17:14:06
  • [編集]

自分の選挙区では43歳の民主新人vs70歳の自民現職でした。
自民が勝ったのですが正直もうちょっと若手の活きのいいのを自民候補に立ててほしかったな~。若けりゃいいってものでもないと思いますが、立候補は65歳くらいまででいいような。6年後とかボケてないといいけど。

  • 投稿者: Zion
  • 2010/07/13(火) 17:53:21
  • [編集]

tさん

>公明党などは外国人参政権に元々賛成でしたから、この件で与党と手を結ぶ可能性も無きにしもあらず。
>菅総理辞任か衆院解散までは予断を許しませんね。

おっしゃる通りです。

自民党は民主に「売国三法をたった一つでも通すなら、他の法案成立に絶対に協力しない」と要求して欲しいです。



とおる さん

>それも、弁護士などの高学歴の人が、簡単に無視しています。左翼の人は、これが普通なのでしょうか。

左翼というのは自らの主観的正義の実現のためなら、嘘・契約違反・暴力・殺人などありとあらゆる非人道的な行為を正当化しますからね。

政治的な意見の違いうんぬんの前に、人間のクズだと思います。


アジシオ次郎さん

>これまでの体質を改善し自浄能力を持つことが今の民主党に必要です!

政権を安心して任すことのできる野党が存在しなかったというのが戦後日本の不幸でしたが、あのブーメラン体質を見る限り、民主に自浄能力を求めるのは詐欺犯に嘘をつくなと約束させるようなものかもしれません。



Zionさん

自民党も改革が不徹底ですよね。

個人的には河野太郎とかは勘弁なのですが、もっと世代交代をすすめて生まれ変わった自民党をアピールするべきだと思いますし、それこそが次の長期政権の礎となるはずです。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2010/07/13(火) 23:54:29
  • [編集]

不思議な世論調査

それにしても最新の世論調査は不思議ですね、内閣支持率、政党支持率共に劇的に下がっているのに菅直人の支持率だけが高い。
どう見ても矛盾しているようにしか見えませんが、マスゴミの設問内容に胡散臭さを感じるのは私が捻くれているからでしょうか??

  • 投稿者: 火天大有
  • 2010/07/14(水) 09:44:56
  • [編集]

火天大有 さん

>マスゴミの設問内容に胡散臭さを感じるのは私が捻くれているからでしょうか??

直近のマスコミによる世論調査からすれば民主44議席は正直意外でした。もうちょっと取るだろうと思っていたので。

世論調査もどこまで正確なのかぜんぜんわかりません。

  • 投稿者: クロフネ@管理人
  • 2010/07/14(水) 22:52:36
  • [編集]

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