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今日だけ復活
- 2010/12/26(日) 01:13:13
どうにもこうにも我慢がならなくなったので今日だけ復活。
<海上保安官・懲戒停職に思う>
尖閣諸島近海で中国漁船が日本の巡視艇に意図的に突っ込んだ模様をうつした映像を流出させたとして、海上保安庁は神戸海上保安部の一色正春・海上保安官を停職12ヶ月の懲戒処分とし、同保安官は退職した。
マスコミは、誰が映像を「違法に」流出させたのかという点に問題を矮小化して報じたところがほとんどであったが、そもそもあの映像が機密にあたるのか極めて疑問であった。
菅政権は事前に一部の国会議員に限って中国漁船追突映像を公開しており、それを見た民主党の国会議員らがペラペラしゃべった内容に基づき、マスコミ各社は中国漁船が海保の巡視艇にぶつかるCG映像を制作してニュースで盛んに流していた。
神戸の海上保安官がのちにネットに流した映像と見比べても、民主党の国会議員らが漏らした情報をもとにつくられたCG映像はかなり正確なもので、それが広く国民に対して放送された時点であの映像が機密とは言えなくなっていた。
海上保安官が映像をユーチューブに流出させる前に、「映像を見たが中国漁船が意図的に巡視艇にぶつかったようには見えない。あれでは中国人船長を起訴しても公判が維持できないだろう」という民主党関係者のコメントがTBS系列のニュースで流れた。
むしろ、誰の目から見ても中国漁船が意図的に巡視艇に体当たりしたことを示す海上保安官が流したあの映像は民主党関係者のそうしたコメントが真っ赤なウソで、国民が映像を見られないことをいいことに、前原外相が当初「国内法に従って粛々と処理する」と言っていた中国人船長を、仙石官房長官が主導する民主党政権自ら日本の法をふみにじって事実上の無罪放免とした暴挙を正当化する、マスコミを使った印象操作であったことをあばくものだった。
(中国人船長を釈放した那覇地検に指揮権を発動してそれをやめさせなかった時点で、”仙石内閣”がそれに賛成したも同然)
だいたいマスコミの誰も指摘しないようだが、那覇地検が中国人船長を事実上の無罪放免としたことについて仙石官房長官が「検察の判断を了とする」と言うなら、映像を流出させた海上保安官についても「検察の判断を尊重する」と言うべきなのに、仙石官房長官が海上保安官だけは逮捕・起訴するべきだとしつこく言い張っている時点ですべてが語るに落ちた。
百歩譲って、海保の内規をやぶって映像を流出させた海上保安官を処分しなければならないのだとしても、自ら先頭に立って日本の法をふみにじった民主党政権に保安官のルール違反を処分する資格も説得力もない。
それこそ「部下に対する示しがつかない」のだ。
すべてのボタンの掛け違いは、「中国人船長がお帰りになれば日中関係は好転する」といって、日本の法をふみにじって海保の巡視艇に体当たりした中国人船長を無罪放免にするという”仙石総理”の致命的な判断ミスから始まっている。
一部報道では、那覇地検の発表前に中国人船長を釈放すると仙石総理が中国側に伝えていたとか、衝突映像は絶対に日本国民に公開しないという仙石総理と中国側との密約さえあったとか報じられている。
だがそれでも日中関係は好転せず、逆に中国からレアアースの輸出停止などの対日報復行為を受け続け、日本が映像を公開しないことをいいことに、中国の国営マスコミは「日本の巡視艇が中国漁船に体当たりした」というウソの情報を流して中国国民の反日感情をあおり、世界に中国の正しさをアピールした。
甘い見通しから巡視艇に体当たりしてきた中国人船長を釈放してしまうという致命的なミスが国民に知られれば政権が危うくなる民主党は、日本国民がどんなに望んでも映像を公開するわけにはいかなくなり、国民に対して「映像を見たが中国漁船が巡視艇に意図的に衝突してきたとは見えない。船長を起訴しても公判を維持できないだろう」というニセの情報を流す。
「ウソつきは抜群の記憶力がなければつとまらない」と言うが、”仙石内閣”がついた一つのウソを隠すために別のウソをつき、それがあまりにも稚拙なため次々とバレていく。
民主党への政権交代でこの日本が、まじめな人が損をして、悪い人間が得をする世の中になってしまった。
民主党というのは、存在しているだけで子供の教育に悪い。
それでも海上保安官を罰しなければならないなら、日本の法治を根底から崩壊させた責任をとるためにも、政府組織の秩序を維持し「部下に示し」をつけるためにも”仙石内閣”は総辞職すべきだ。
元海上保安官・一色正春氏がよい人に拾われて、一刻も早く仕事が見つかる事を祈るばかりである。
というわけで、クロフネはまたスリープします。
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